2010年5月25日火曜日

レディ・ジョーカー

レディ・ジョーカー〈上〉 (新潮文庫)レディ・ジョーカー〈中〉 (新潮文庫)レディ・ジョーカー〈下〉 (新潮文庫)

なんとなく手に取って、初めて読む高村薫。

とある事件が引き金となりビール会社社長の誘拐事件が発生し、犯人グループ、企業、警察、マスコミの各視点から物語が進む。

最初は犯人グループが事件を企てるところ、中盤は企業と警察の部分に引き込まれ、3巻というボリュームにも関わらず一気に読めた。奇をてらったからくりなどは一切なく、それぞれの心理描写がなかなかいい。

人間、どういうことがきっかけで普段持っている闇が広がり、日常を覆い尽くすか本当に分からない。一寸先は闇。

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