2012年9月4日火曜日

90124 - Travor Rabin、あるいはYES Re-UNIONへの期待



出た当時から買おう買おうと思い今に至るまで聴けてなかった元YESの貴公子、Travor RabinのYES時代のデモ集。

「天才」肌だけに、デモのクオリティがものすごく高い。ぶっちゃけ、このまま出してもいい曲がいっぱい。さすが、'80s YES復活の立役者・イケメン。作曲・演奏どちらもずば抜けたセンスがあふれ出ています。

と90125 (Owner Of A Lonley Heart)をメインにその後のBig Generator~Talkに至るまでのYES時代の曲の元ネタが惜しみなく出てます。Love Will Find A WayやWallsなどRabinテイスト溢れる曲も元ネタはさほど変わらず、そういう意味での驚きはないものの、単純に曲がいいので普通に楽しめます。Howe師匠のHomebrewも同じようなデモ集ですが、ほんとにスケッチ的な感じで、アイディア、モチーフはこんな感じでしたと披露しているのとは正反対の出来ですね。もちろん、師匠のデモは完成する「過程」が想像できるので、そちらも好きですが。

YES収録版は当然、Jon Andersonのボーカルが乗っかりますけど、あのボーカルとSquire番長のベースがないくらいで、あとはほとんど同じような感じなので自分のイメージがほぼ完成のイメージだったんですかね。そういう意味では、彼個人、あまり外部プロデューサーに頼らないタイプなのかもしれません。YESをプロデュースする側になってることからも分かりますね。

一方、YESというバンドは、どちらかというと「まとめ役」を必要とするバンドなのでセルフプロデュースよりも、Rabin始め、古くはEddie Offord、Travor Horn、90年代以降はBilly SherwoodやBruce Fairbairnといった、サウンド志向で優秀なプロデューサーにまとめてもらったほうが吉と出てたと思います。最新作Fly From Hereも間違いなくその成果ですね。

現在、YES離脱組のJon AndersonとRick Wakemanと3人で何やら進め始めているみたいですが、この組み合わせもありそうでなかったので見てみたいですし、いずれは「Re-UNION」の伏線かと今から楽しみでもあります。もし将来再びUNIONすることがあったら、この人抜きではあまりに寂しいし、UNIONにふさわしくないですからねぇ。

 

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