2014年5月16日金曜日

凍てつく世界III, IV - ケン・フォレット

いよいよドイツとソ連も戦争状態となり、太平洋でも悲劇の幕があき、世界中どこもかしこも戦争となってしまった。

ソ連のヴォロージャは祖国の体制に幻滅しつつも共産主義の理想を捨てきれず苦悩し、カーラはナチスの圧政に苦しみながらも解放のために、ゲシュタポの逮捕に恐怖しながらスパイ行為を繰り返す。アメリカでも真珠湾を発端に悲劇が訪れる。

戦後も原子爆弾を開発・実践投入したアメリカ、それに恐れをなし同等の力を得ようとするソ連。

実際、本作で描かれていない地域でも、植民地政策からの独立ということで様々なところで戦いがあった時代。こういう時代に生まれずに良かったと思一方で、こんな安穏でいいのかという反省もある。

人間の愚かさと、自由を得るために立ち向かう勇気が存分に味わえる大作。三部目に今から期待。

繰り返すけど、前作「巨人たちの落日」を読まずとも十分楽しめるのでオススメ。

 

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