2015年6月29日月曜日

PROGENY: SEVEN SHOWS FROM SEVENTY-TWO - YES

満を持してリリースされたYESの1972年の北米ツアー7公演14枚組のボックスセット。

ドラマーは既にBull BrufordからAlan White交代しているのがちょっともったいないが、「危機」収録曲を堪能するにであれば致し方ないか。

確かに勢いあるいい演奏。最近の熟成が進んだ演奏と比較するのも酷だが切れ味が全然違う。キレッキレッ。やはり、著しいのはHowe師匠か?

Roger Deanによる、装丁も申し分なく、各ディスクのカバー・アートも美しい。

ただ曲目もほぼ同じなので、Fripp御大のようなCrimson商法が苦手な方は2枚組の抜粋版もあるのでそちらで楽しんでもらいたい。

輸入盤のため、今月のレココレ、ストレンジデイズはサブテキストとして申し分ない内容。

 

 

このレビューをまとめているところで、我らが番長Chris Squireが逝ってしまった。つい最近、病気の発表と後任に元メンバーでもある愛弟子Billy Sherwoodの加入が発表されたが、あまりにも早すぎる別れに動揺している。ネットでも多くの追悼のコメントが寄せられ、彼の人柄の良さが垣間見えた。

アメーバのように分裂、合体と姿を変えながらも時代を生き抜いてきたバンドだが、「核」とも言える部分の消失により、今後もYES Musicが永劫に続くのか心配ではあるけれどファンとして温かく見守っていきたい。

 

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