2015年8月24日月曜日

Hat Trick - America

  1. Muskrat Love
  2. Wind Wave
  3. She's Gonna Let You Down
  4. Rainbow Song
  5. Submarine Ladies
  6. It's Life
  7. Hat Trick
  8. Molten Love
  9. Green Monkey
  10. Willow Tree Lullaby
  11. Goodbye

Americaのサード・アルバム。前作に引き続きセルフ・プロデュース。初期2枚がCSNY風なアコースティック押しだったところからの脱却が伺える。

ドラムにHal Brainが参加している他、Eagles加入前のJoe WalshやBeach BoysのCarl WillsonやBruce Johnstonが参加している。

冒頭のMuskrat Loveはオリジナル曲ではなく、カバー。知らなんだ。シングルカットされ、ベスト盤にも収録。

Gerryらしい甘いバラードのShe's Gonna Let You Down。ストリングが施されている割には何故か地味目だが、その奥ゆかしい感じがいい。

Rainbow SongはDeweyによるAOR風な1曲。やっぱりアルバム全体が地味目なアレンジだが終盤のTom Scottによるサックスソロが聴きどころか。PaulのListen What The Man Saidの雰囲気が急に蘇る。この人はパワフルだよな。もうちょい全体的にバンド・サウンドであればよりマッチするか。

Submarine Ladiesは、Crosby & Nashがやりそうな牧歌的なフォークロック。このStills抜きサウンドを狙ってやってるとしたら凄いね。足さずに引くアレンジ。

タイトル曲Hat Trickは約8分の彼らには珍しい長尺。しかし、聴いてみればなんのこともなく3人の小曲をメドレーっぽく繋げたもの。歌詞をつぶさに聴いていないけど、出だしのソフトな曲調からピアノのコード弾きを挟んでの「Just a little of nothin'」で始まるセカンド・パートのポップさがいい。そして、またピアノのコード弾きを挟み初期ジェネシスのように小パートに次々と移っていく部分は面白い。その割には仰々しいエンディングなどなく、普通に終わるから、拍子抜け。それも彼らの味か。Beach Boys組のコーラスは正解。

9曲目のGreen Monkey が本作中一番元気か。ただアコースティックのみを売りにするのではなく、こういったロック・サウンドもできますよと、アピール。Joe Walshはこの曲に参加している。ということはWalshの功績か?唐突なエンディングは笑う。

ラストを飾るGoodbyeは、Gerryの手によるポップな小品。これでバンドが終わらなくて良かったよ。

 

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