2016年3月29日火曜日

Breathless - Camel

Richard SinclairとMel Colins参加体制での第2作。通算6作目。

自分としては前作よりこちらの方が好き。

冒頭のタイトル・チューンBreathlessのきらびやかな12弦ギターがこのアルバムのカラーを表している。前作とは違う意味で変質しており、ポップでコンパクトな作風を前面に押し出しているが'78ともなるとそれも仕方ないか。既にGenesisも3人体制となり、ELPやYESも下火な感じなのでさもありなん。

それでもCamelっぽさ溢れるプログレも健在で2曲目Echoesのダイナミックでスピーディな展開は流石。Mirageで味わった興奮が再び堪能できる。

続くWing and PrayerはLatimer/Bardens作でボーカルはBardensが担当している。バックの細かなアルペジオが気持ちいい。

コンパクト路線の1つであるSinclair作のDown on the Farmはいかにもブリティッシュ・ポップな感じだが、これをCamelで出すんだな、と。どちらかと言うとCaravanっぽい。

Summer Lightningは正直あまりいいとこないかな…Latimerがここぞとばかりにギターソロを取っているけど、この人に求めるタイプでないと思う。

You Make Me Smileは佳作。

Echoesと並ぶ中編The Sleeperはクレジットを見るとMel Colinsの名も並んでいる。出だしから少々複雑な展開でプログレッシャーとしては安心できるw

本作を最後にオリジナル・メンバーPeter Bardensが脱退。ゲストで参加しているDave Sinclair(Richard Sinclairのいとこでこちらも元Caravan)がツアーから正式に参加となる。

ギター/フルートのAndrew Latimerと双璧をなしていただけに、ここから先は徐々にLatimerのワンマンバンドになっていく。

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