2016年4月18日月曜日

We Get Requests - Oscar Peterson

ピアノ・トリオですがBill Evansと随分毛色の違う音楽性。

Evansの危ういギリギリのところで成り立っている儚さ、繊細さのようなものがなく、ある意味パフォーマー、プレイヤーとしてはまっとうで健全なスタイルに聴こえる。

とは言ってもEvansのトリオに見劣りするわけではなく、あくまでスタイルの違い。

Days of Wine And Rosesの晴れやかな演奏には目から鱗というか、ジャズの面白さをまた1つ知った感じがした。Wes Montgomeryの演奏はもっとしっとりたおやかな曲だったが、Petersonのこれもあり。

Girls From Ipanemaもどこかあっけらかんとした感じが好き。

静動、緩急自在でYou Look Good To Meの柔らかな出だしから、中盤の盛り上がりを経てしっとり落ちつかせるところは脱帽。

一方でMy And Only OneやTime And Againのような叙情的な演奏もあり、懐深いところが堪能できる。

ラストを飾るGood Bye J.D.の勢いあるドラムがいい。ああいうのって、ELPでもやりそうでたまらない。

聴いて楽しくなる、良盤。

 

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