2019年2月1日金曜日

1970 Devi/Ation | ピンク・フロイド



2年前に「Early Years 1965-1972」という豪華そして高価な、ピンク・フロイドの初期〜中期のアウトテイク/ライブ・ボックスが出たが、とてもじゃないけど一般サラリーマンが変えるようなシロモノではなく指を加えているしかなかった。(フェラーリか?!)

ちょっとする、各時代に分けたボックス・セットとして分割販売された。1万円をくぐるので手が出なくもない。しかし、他にも買うものはあるのだよ。という感じであまり縁のない作品として忘れていたのでだけど、Amazon Music Unlimitedで聴けるではないか。本当にありがたい。

やっぱり「原子心母」大好きおじさんとしては1970年の音源を聴くしかあるまいと、この「1970 Devi/Ation」を聴いてみた。

まずは何はともあれ、「原子心母/Atom Heart Mother」のライブ。アルバムではロン・ギーシンのスコアによるオーケストラが全面に施され、クラシックとロックの融合というような持て囃された感があるんだけど、本質はやっぱりその曲の持つダイナミズムだと、カバーバンド「原子心母」のライブで確認したのだった。

それでこのライブでは当然、オーケストラがなく、バンドの演奏のみで繰り広げている。ギルモアのギターはなかなかすごい。やはりここにそのダイナミズムの中心がある気がする。リック・ライトのキーボードは健闘している、というと偉そうだが簡単に言うと音だけ聴いていると物足りなさがある。機材のテクノロジー的な問題なのか、実は録音時の問題なのかはわからない。

それでもあの原子心母を全編ライブ演奏しているのが聴けるというだけで十二分に楽しめる。

「ユージン、斧に気をつけろ」のライブも浮遊感あって、前期フロイドっぽくていい。

2枚目は映画Zabriskie Pointのサントラ用の音源。アルバムとしては未発表というのでまるごと初のお目見え。 アコギの小品も多く、これはこれで趣があってなんかいい。

〆は原子心母のアーリーテイク。これで終えるのが堪らない。

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